わたなべブログ / blog

自分の歯の移植、、、

最初の状態

こんにちは、今回は自分の歯の有効活用について、、、

患者さんから承諾を得られたのであげていきます

右下と左上の処置を行なっています

 

右下は今回は省略します

 

問題の左上です。

 

大きな虫歯になっており、、歯を支える骨が全周にわたって溶けています、、、、、

この状態では残すことが出来ないので、抜歯をすることになりました

 抜歯をする前に抜歯後の噛み合わせの回復方法について希望を聞いておかなければいけません

 

入れ歯(取外し)

ブリッジ(両隣を削り固定した橋渡し)

インプラント(自分の骨にチタン製のネジを土台に被せを作る方法)

親知らずや埋伏歯の移植治療

 の4つがあります

今回はインプラントの前に親知らずがあったので、適合するなら移植を第一優先で考えていきたいと

 CTを撮って親知らずの形や大きさ、受け入れる側のサイズを確認します

今回は幅(長径、輻径は問題なかったのですが、長さが少し足りていませんでした>

 

インプラント治療でよく使われるソケットリフト法(上顎洞という副鼻腔を少し上に上げる方法)

を併用して移植を行うことにしました。

まず、抜歯を行い、傷口の治癒を少し待ちます(歯を抜いたところの除菌の時間)

 移植ソケットリフト法併用、ワイヤーで固定

3週間後に移植した歯の内部の根の治療

しばらく固定、、動きが無くなったら被せを入れていきます

術後

インプラント療法の前処置で移植が行われることもあります

移植することで骨の回復も期待できる為

わかりにくい表現が多くてすいません