顎口腔診査
顎口腔診査
デンタルプレスケール
この機器での検査により 荷重がかかり過ぎたり(咬み過ぎ)、また逆に力が入りきらない(咬めなさ過ぎ)などのかみ合わせの「力」の大きさ、そしてかみ合わせの左右、前後の「バランス」をコンピュータ解析し、数値と視覚的に表わされる検査結果として知ることができるようになりました。
どの歯にどれ位の力がかかっているのかも判定できるので、歯が割れる、せっかく入れた白い歯が割れるなど、事前に防ぐように努めています。
ウェアラブル筋電計
睡眠時の筋活動を記録し、歯ぎしりの検査をサポートします。
軽量・小型に設計されているので、これまで困難とされていた患者様自身による自宅での筋電図測定が手軽に行えます。データログ式ワイヤレス筋電計なので拘束感も無く、普段の睡眠環境のまま安定した測定結果が得られます。
どの歯にどれ位の力がかかっているのかも判定できるので、歯が割れる、せっかく入れた白い歯が割れるなど、事前に防ぐように努めています。
噛みしめの強さ、回数など測定できます。
これをもとにマウスピースの装着の有無や代変法の検討など行います。
(保険適応で3割負担の方で1800円程です。)
ゴシックアーチ法
顎に取り付ける装置に板、下顎の装置に針がついており、かみ合わせると板と針が1点で接触します。
針はネジ式で上下させることができ、0.1mm単位で動かすことで、適切な上顎と下顎の位置関係を探ります。
上下の顎のかみ合わせの位置を細かく調べることができるので、上下左右の誤差を非常に少なくすることができます。
また、上顎の装置の板にインクを塗ることで、下顎の針の動きを追い下顎の動きを記録できます。
下顎の動きがわかることで、入れ歯の歯の適切な形を導き出せます。
また入れ歯以外にも噛み合わせの運動を評価するのにも多用しております。
こうした検査を行うことで、顎の関節の動きに合わせて食べ物を噛むことができるように調整することができます。
ゴシックアーチ法以外には、ろう堤法と呼ばれる方法を使い、上下の顎の位置関係や噛み合わせを調べます。
日本では、主にろう堤法が使われます。
この方法では、上下の顎に取り付ける装置にろうで作ったアーチを取り付け、ろうに熱を加えて柔らかくし、上下を噛み合わせることで顎の位置を記録します。
この方法にはろうを加熱して使用するため欠点が多くあります。
健康保険適応(多くの歯がない方、全てない方など)