基礎疾患をお持ちの方に注意していただきたい事
皆さんは歯科医院へ行くのが「好きだ」という方はいらっしゃいますか?
たいていの方は「歯医者は嫌い」とおっしゃるのではないでしょうか。
風邪をひいて内科に行くのと、歯が痛くて歯科へ行くのとでは全然違いますよね。
「内科の先生は痛い事はしないけど、歯科の先生は注射をしたり歯を抜いたり、痛い事をするからイヤだ!歯を削る音がイヤ!」という方が多いのではないでしょうか。
歯科治療はチクッと注射をして、ガーガー歯を削るという嫌なイメージがどうしてもつきまとってしまいます。
だから、知らず知らずのうちに胸がドキドキしてしまいます。
日頃から元気な患者さんでも、歯科治療に対する不安感や恐怖心でショックが起きる事があるので、血圧が高い方や心臓に病気のある方では、治療中に血圧がひどく上がったり、不整脈が起こったりしても、決して不思議ではありません。
なので、まず大切な事は「問診票を正確に書く。」という事です。
「今までにどのような病気に罹った事がありますか」「現在飲んでいる薬はありますか」といった内容の質問が記載されています。その問診票の質問に正確に答える事が大切です。
歯が悪いのだから歯の病気について答えればいいだろう
内科的な病気は歯科治療と関係ないだろう
と思われるかもしれませんが、実は全身疾患や投与薬剤の中には歯科治療と関連のあるものが以外に多いです。
初めて来院される際や通院途中でも、飲んでるお薬が変わった際はお薬手帳をご持参ください。
もう一つ気をつけていただきたい事はないかの先生から薬をもらってる場合は、歯科治療時にもいつものように
飲み続けてください。自己判断でお薬を止めてしまうと、歯科治療時に病気が悪化したり、発作が再発しやすくなるからです。
ご協力お願いいたします。